【雑記】東京マラソン2020中止の話

SPORTS

世間でも話題になっている通り、今年の東京マラソンの一般の部は新型コロナウィルスの流行により中止となりました。

東京マラソン2020に参加予定のランナーの皆様へ
「東京がひとつになる日。」東京マラソン2021の大会公式ウェブサイトです。コースマップ、エントリー情報などご確認いただけます。

中止に伴う措置は以下の通りです。
①2021年の東京マラソンへの出走権付与(別途エントリーフィーが必要)
②2020年大会のエントリーフィー、チャリティ寄付金は返金せず
③記念品およびシグネイチャーグッズは4月以降発送。

私を含め、出走予定だった3万人以上のランナーにとって人数分の意味があるレースだったと思います。それに加えて都民や日本の皆さんにとって新型コロナウィルスの捉え方も様々でしょう。

ただ、個人的には②返金せずの部分が世間的に大きく話題になっていることにはむず痒い、居心地の悪い思いをせずにはいられません。

私が出走予定であったことを知っている同僚は顔を見れば「16000円返ってこないんだって!?残念だね…」と100%の善意で声をかけてくれます。

でも、残念なのはそこではありません。

多くのランナーにとって、フルマラソンは大きな挑戦です。目標を立てて、それに向けてそれぞれ色んなことを我慢して練習に励んできていたはずです。

私だって「ゆるっと」の範囲ではあるけれど、なかなか良くならない故障にヤキモキしながらトレッドミルの上でそれなり以上の時間を過ごしました。

本当に楽しみにしていたレースを故障状態と東京マラソンと秤にかけてDNSという選択を取らなければならないこともありました。

多くのランナーにとって、残念なのはここに至るまでに掛けてきた時間や気持ちのやり場が無くなったことだと思うのです。

きっとそれには16000円以上の価値があることでしょう。

それでもみんな次の目標を見つけて、トレーニングに励むんだと思います。
それはきっとスポーツが好きだから。

そして、もう一つ今回の件で感じたことが自分の理解できないことに対する不寛容

各種SNSなどで「迷惑なマラソンが中止になって嬉しい」的な投稿を目にする機会が残念な事に多くありました。

たしかに、道の反対側へ移動するのも大変になるマラソン大会は多くの人の我慢の上に成り立っていることは重々承知です。

16000円も払ってわざわざ走るなんて頭がおかしいのでは?

理解しやすいお金と理解できない趣向がセットになるとこういう表現で否定されます。
正直、自覚はあるので余計なお世話でもあるんですが…

ただ、どちらにしろ理解できないことを自分の定規のみで計って否定するのは余り気持ちいい行為ではないですよね。
「人に迷惑をかけない努力」と「人の迷惑を許す努力」は等価だと思います。
それなら後者に力を割いて、窮屈ではなく寛容な形で解決をしたい

お酒もタバコもパチンコもゴルフもおよそサラリーマンらしい娯楽は一切しませし、理解もできません。酔っ払いもタバコ臭いのも嫌いですが、それを本人に声高に叫ぶことはありません。

それが好きな人がいたっていいじゃない。
そこには良し悪しではなくて違いがあるに過ぎません。

だから不意に得た長いシーズンオフを今まで嫌いだったウェイトトレーニングを導入して過ごそうと思います。
嫌いな事にも一度触れてみると、新しい発見があるかもしれない。
今まで理解できなかったボディメイク界隈の方の気持ちが分かるようになるかもしれないし、理解できなくても故障がちな脚が少しでも強くなれば御の字です。

東京マラソン中止の影響で暗澹とした気持ちになって、感情的な文章を書き殴ってしまいましたが正直な気持ちです。
故障を抱えながら不安な体で出場するより、しっかりと体を作って夏のトライアスロンシーズンを迎えなさいというお告げだと捉えてゆるっと頑張っていきます。

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