大学生自体に学生生活のほぼ全てを捧げたトライアスロン。
大学院に進学するタイミングで、相次ぐ怪我や落車、研究活動や就職活動といった「やらない言い訳」を見つけて距離を置いてしまいました。
就職、結婚、転勤などの人生のイベントを経て、もう一度スポーツと向き合いたいと考えて6年ぶりに原点としてエントリーしました。
唐突な自分語りから入りましたが、結論から言うと素晴らしい大会でした。
レース結果
Total 2:33:44 (総合:123位/25-29エイジ 6位)
Swim 24:30(23位)
Bike 1:14:24(218位)
Run 48:39(268位)
全く走れず、漕げずと言うこと以上に思ったより泳げたと言うことが最大の衝撃でした。
レースに向けの準備が一番できていなかったのがスイムだったので…
完走こそが最大の目標、ランまでに余力の8割を残すことを心がけた各種目を振り返りたいと思います。
スイム

消波ブロックの内側の遠浅な海岸を2周回する1500m。
昨年はかなりの引き潮で泳ぎにくかったそうですが、今年はめちゃくちゃ泳ぎやすかったです。
練習できていない割にインコース(画像でいうと右寄り)からスタートしましたが、激しいバトルも無く飛び出す選手を右手に見ながら泳ぎました。
殆どの参加者はウェット着用していましたが、ウェットスーツなんてとうの昔に壊れてしまっているのでノンウェットで。
このコースのコツはコースマップ上に黄色く示した第4ブイです。
前日の選手説明会で全てのブイは右側を通るように指示をされました。
となると、このブイに関してはブイの近くを通るより泳者からみて右手の桟橋すれすれを泳いだ方が絶対に距離も短く泳ぎやすいです。
15番手くらいで泳いでいた1周目は周りの選手のコースどりを見ていましたが、殆どの選手が桟橋寄りを泳いでいました。
ほかのエイジと混泳となる2周目では律儀にブイの真横に向かう人とコースが交錯して泳ぎにくかったです…

先は長いのでスイムでは全く追い込まず、最短コースを泳ぐことだけに集中してスイムアップ。
ガーミンのデータを見ると「偉そうなこと言っている割に1700mも泳いでいるじゃん!」となりますが、この時ガーミンは瀕死でした…
ガーミンが死亡した話はまた別記事で。

バイク

バイクはアップダウンに富んだ40km。
バイクに入る前にトランジットがありますが、トライアスロン用のバイクシューズなんてものは持っていないので普通のバイクシューズに靴下まで履いてトランジットゾーンを飛び出したのですが、ペダルがはまらない…
土の上をビンディングで走ったせいでクリートに土が詰まったのが原因でした笑
ペダルで土を落として、ついでに気持ちも若干落ちながら、いきなりの登りを登ります。
事前の練習で1時間維持できそうな出力は200W程度と見積もっていたので、その範囲で走ろうとするのですが、繰り返されるアップダウンがそれを許さない。
登りは300Wを超え、下りは足を止めてしまう場面もしばしば。
終わってみればNP210Wと予定通りだったのですが、ランまでに8割の体力を残しておきたいという当初の目論見は露と消えました。

ただ、メリハリのあるコースは飽きさせず、2周回という周回数からコース上の人口密度は低く、とてもよく考えられた素晴らしいバイクコースでした。
ただ、ただ一点だけ気になったのはコース上にトンネルが3箇所あるのはちょっと多すぎるかなぁ…

ラン

ランコースは3.3km×3周の10kmですが、実際は一周が3km程度でかなり短いランコースでした。
気温も上がらなかったこともあり、上位のランラップは異次元なことになっています。
このコース、基本的には海岸線(南部)と商店街(北部)で構成されているのですが、商店街から海岸へ出る黄色で示した部分の坂がえぐい。

見事なビルドダウンペースでした…
正直5:00/kmではいける予定だったのですが、スイム・バイクのダメージが想定以上に大きくて全く走れませんでした。
一応、ランだけは年明けから100km/月くらいでコツコツ練習していたのですが、トライアスロンには全く通用せず。

トライアスロンの難しさ・そして楽しさを痛感したレースになりました!
来年の目標は「総合で1枚目のリザルトに乗る」もしくは「年代別表彰台に登る」です。
それに向けてコツコツ練習を積んで、このブログの中でも練習内容は公開していきたいと思います。
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