「己の脚で旅しよう。」
世界遺産白川郷から白山白川郷ホワイトロードを登り、手取りキャニオンロードを駆け下り、日本海に至るウルトラマラソン。
白山ウルトラマラソンが2019年9月9日に開催され、完走目指してエントリーをしました。
春先に痛めた脹脛靭帯炎を燻らせて、多い月でも月間200kmに届かない不甲斐ない積み上げとなりましたが「旅」と割り切って進めるところまで進むことが目標です。
ここでは準備編ということで、レースへ向けた受付や装備について備忘録としてまとめます。
①前日受付
このレースは基本的に前日受付必須です。
受付場所はフィニッシュの「松任総合運動公園」またはスタートの「道の駅白川郷」を選択します。
ただし、前日受付せずにレースに参加する方法もあり、私はその方法を選びました。
その方法は0泊2日のオフィシャルバスツアー(Gコース)に参加することです。
このコースは東京・大阪・京都・名古屋・金沢の各都市から夜行バスの車中泊でスタート地点の白川郷に向かうプランです。
このプランでは前日受付はスタッフの方が事前に済ませて下さり、参加賞などは車内で受け取ることができます。
私は金沢で一緒にエントリーした上司氏と合流して会場入り予定です。
②装備編
人生初のウルトラマラソン。
そもそもフルマラソンだって何年間走っていないのやら、、、
そんな中、少しでも完走の可能性を上げるために色々試しながら装備を考えました。
この準備の時間もレースの醍醐味だと思ってます。
1.ウェア類
(1)Nike Zoom Pegasus35

めっちゃ悩むかと思ったけど、すんなり決まったシューズ。
もちろん、superfeetインソールを入れて走ります。
何だかんだでクッション性は厚底でプレート入りのZoom Flyに軍配が上がるので、それなりに足に馴染んだZoom Fly sp Fastと悩みました。
ただ、Zoom Flyの高反発に脚が耐えられない気がした事と、踵のホールドが緩くて疲労時に足首が不安定になることがネックで一番履き込んだPegasus35で挑むことにしました。
実はウルトラ用にepic react fly knitを購入する案もありましたが、「練習でやり込めていないことをレースで試してはいけない理論」でそもそも購入すらせず。
信頼してるよ相棒!

(2)Tabio レーシングランプロ

驚きの立体編成ソックス。
足底には滑り止めが適宜配され、さらに土踏まずのアーチサポートはかなりしっかりしています。
扁平足由来の故障に悩まされがちな私には非常に魅力的。
また、爪が隣の指に食い込んで出血することが多いので五本指で防止します。
さらに指の付け根や甲の部分は大胆なメッシュで通気性を確保しています。

ニット関連の仕事をしていますが、いまだに靴下編機の仕組みが分からない笑
(3)c3fit インスピレーションゲイター

筋肉の不要な振動を抑えることで疲労を軽減するコンセプトのコンプレッションウェア。
中高生の時代にUnder Armorが大流行した世代としてはものすごく馴染みのあるアイテムです。
ただ、ランニング時は関節の可動域が狭くなるのでゲイターがちょうどいい。
今までSKINS A400シリーズを愛用してきましたが、c3fitへ乗り換え。
乗り換えた途端、GOLDWINブランドに統合でブランド消滅という…笑
SKINSと比較すると着圧は緩く、適正サイズからワンサイズ下げたくらいが好み。
内側の縫製もシームテープで隠してあり好印象。
さらに、収納用のポーチ付き!

こういうの好きなんです笑
(4)lululemon surge shorts
ランパンは不動のエースlululemon surge!
熱く魅力を語っているので、こちらの記事を見てみて下さい。
(5)UNIQLO DRY EX DATALIFE
多分このレースにUNIQLOのウェアで参加するのは私だけではないだろうか…笑
意外ではありましたが、素晴らしいウェアだと思います。
このウェアも魅力を語っているので、是非読んでください!
(6)Nike Dry-fit ランニングキャップ

もはや何年被っているのか、、、
大学時代のインカレもすべてこのキャップで走っているはず。
そんな思い入れのあるキャップ。
機能面は特にコメントなし!笑
ただ、軽量なタフタでできた身生地としっかりとした作りの大きなツバという作りは非常に使いやすいです。
(7)Oakley Jawbreaker
日差しが強ければ着用予定。

といってもスタートは日の出時刻なので、判断できないですよね、、、笑
日差しが強い時は道路からの照り返しも防いでくれるので体感で涼しく感じます。
また、このJawbreaker はバイクに最適化されたモデルではありますが、テンプルの長さを調整することでランニングでも非常に使いやすいです。
(バイクはヘルメットと干渉するのでテンプル短め)
2.補給食

これも非常に悩みました、ただ普段から食べ慣れているものということで以下をチョイス。
(1)レーズン
レーズンは糖質とカリウムが豊富で、エネルギー補給と痙攣防止に役立ちます。
固形物なので、序盤の胃腸に余裕のあるタイミングやスタート前に補給予定。
(2)黒糖
レーズンと同様に糖質とミネラルが豊富。
さらに糖分の吸収が穏やかなので、序盤の補給がレース後半までエネルギーとして活用できるはず!
レーズンと同様、スタート前と序盤用。
(3)梅丹本舗2Run
マグネシウム多めの、こってりタブレット。
ロードレースの参加賞でよく貰った馴染みの品だったので懐かしくて購入。
攣らんっていうネーミングがこってりすぎる笑
こちらもスタート前に!
(4)アミノバイタルアミノショット
エネルギーというよりはコンディション用。
豊富なBCAAでレース中のタンパク補給です。
(5)アミノバイタル Super Sports
アミノショットとは違って、BCAAのみならず100kcalのエネルギー補給。
下のザバスピットインとこのSuper Sportsは蓋つきを選んで、少しずつの補給も可能にしています。
飲み切りタイプはコンパクトでいいのですが、ごみもべたつきがちなので個人的にはあまり好きではありません。
(6)ザバスピットイン
アミノバイタルとは違って、完全にエネルギー補給。
固形物を受け付けなくなったら投入予定。
3.その他装備
(1)Garmin 735XTJ

日ごろから愛用しているGPSウォッチ。
一度水没して故障しましたが、新品交換で復活しました!
GPSと光学式心拍計を用いたログモードでは14時間の稼働時間を持ちますが、ちょうどウルトラマラソンの制限時間と同じ。
完走できさえすればログは残せるでしょう。
(2)CAMELBAK ROGUE

2.5Lの容量を持つハイドレーションバック。
小物の収納能力も高く、補給食なども入れて走ることができます。
台風15号の接近に伴って猛暑が予想されるので、持って走るべきか…
出走前日の段階でも悩んでいます。
ドロップバックに入れ込んで、日影がなく暑さが心配される後半に使用する作戦もありかもしれません。
(3)NINJA BELT

ハイドレーションをもって走らない場合はこれをもって走ろうと思います。
500mLのペットボトルがちょうど入るサイズで補給を入れて走ろうと思います。
ショーツの収納と合わせて、ジェルと携帯とカードといくらかの現金を入れて走るつもりです。
(4)MILLET Saphir

たった30gのお財布。
防水機能はないのでお札の扱いには要注意ですが、カードなどをもって走る必要のあるウルトラマラソンにはもってこいです。
耐摩耗性に優れたデュラライトナイロンを使用しているため、かなり雑に扱っても全く問題ありません。
③最後に
以上のアイテムを遠征バッグに詰め込んで、今から金沢駅に向かいます。
猛暑の影響で、第3関門以降で途中フィニッシュが可能となりました。
第3関門 13:30 59.8km → かわち保健センターフィニッシュ
第4関門 14:30 66.3km → パーク獅子吼フィニッシュ
第5関門 17:00 85.3km → 石川ルーツ交流館フィニッシュ
フィニッシュ関門 19:00 100km 松任総合運動公園
もちろん100km先のフィニッシュを目指しますが、いけるところまで頑張りたいと思います。
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