自宅の最寄り駅から京都駅まで20分程度で行くことができるのですが、実はほとんど京都へ遊びに行ったことがありません。
特に祇園の時期と秋は…
京都駅には国内外から観光客が訪れて、京都駅からバスに乗るのも一苦労。
そんななか京都に行くのが億劫で二の足を踏み続けていました。
しかし、カメラ趣味を持つものとして秋の紅葉が彩る京都を撮らないのも勿体なく感じていたのも事実。
というわけで、流石に人の少なそうな早朝に嵐山周辺という激混み必須スポットに突撃してみました。
アクセス
秋に限らず、京都は観光地の同士アクセスが悪く、狭い都市なのに観光に時間がかかってしまいます。
スマートに回るためにはバスを使いこなすのが良いのですが、バスはパンク寸前。
極力JRや京阪を使って観光地に近づいて最後の詰めにバスやタクシーを使うのがオススメです。
今回は京都駅からJR山陰線で嵯峨嵐山駅に(20分程度)向かい、そこからは徒歩で散策しました。
徒歩経路は下の地図のようなルートで、赤線部がいわゆる竹林と渡月橋です。
今日は7時ごろに嵯峨嵐山駅に降り立って、竹林⇨渡月橋⇨天龍寺と2時間ほどの散策です。

竹林の小径

嵯峨嵐山駅から竹林までは歩いて15分ほどで到着です。
若干遠く感じますが、所謂メインの小径に至るまでも「プチ」竹林があるため退屈はしません。
道も細く分かりにくいですが、分かりやすくこんな表示があったりします笑

この日の最低気温は5℃程度、フリースにダウンと着込んだのですが15分歩いたくらいでは暖まらずに非常に寒い…
そんな中ウェディングドレスで前撮りをしている中国人カップルがいて、根性感じました笑

日中やライトアップのある夕方以降は歩くのも苦労するような竹林ですが、流石に7時台は人もまばら。そして日本人はほとんどいませんでした。
人が全くいなくなる瞬間というのはありませんでしたが、概ね上の写真くらいの混雑具合。
蹲み込んで写真を撮っても罪悪感もない観光地って素晴らしい。
桂川⇨渡月橋

嵐山公園を抜けて桂川沿いに降りてくると、嵐山の紅葉が目に飛び込んできます。
今朝は冷え込んだといえ、まだ山全体が色付くには少し早く、来週が見頃ではないでしょうか?
それでも、山肌は様々な色彩が混じり合って、非常に視覚を楽しませてくれます。

渡月橋まで来てもお店も開かず、観光客も少なく。
犬の散歩やジョギングに勤しむ地元の方しかいません。
車夫のお兄さんたちも手持ち無沙汰な雰囲気でゆっくりと時間が流れています。

渡月橋の歩道にはバリケードが作られて、左側通行となっています。
実際に人が増えればここいっぱいに観光客が歩くことになるのですが、見事に誰もいません笑
天龍寺

世界遺産であり、曹源池庭園が有名な天龍寺。
庭園鑑賞が500円で法堂に入るにはプラス300円の計800円が必要です。
モギリのお姉さんに、法堂で手を合わせる以外に見所ありますか?と尋ねたところ「いえ、特に…あっ、お座敷とか素敵ですよ!」と言われたので迷わず庭園のみにしました笑
でも、後から考えると、御座敷から額縁構図で庭園の写真を撮るのも楽しそうだったな…と若干の後悔。
それでも庭園は非常に素敵で、上の写真ではHDRで強調していますが本当に絵画みたいな景観。
紅と碧のコントラストが目に痛いくらいでした。
頭上の紅葉も非常に素敵な空間でしたが、足元の苔や草花もとても美しい庭園で、ここでもずっと蹲み込んで写真を撮っていた気がします笑

9時過ぎまでのんびりと過ごして、徐々にツアー客が増えてきたタイミングで嵯峨嵐山駅に戻って京都駅まで退散。
京都から嵯峨嵐山にやってくる車両は満員状態でした…
京都駅のメゾンカイザーでモーニングを楽しんで帰宅。

午前中にコンパクトに楽しんだ観光というより散歩ですが、とても充実した時間を過ごすことができました。
かなり苦手意識のあった秋の京都ですが、うまく時間をズラせば思った以上に楽しめますね!
早朝京都、オススメです!
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