レースが無く、故障で練習もできず、Covid-19の影響で旅行もできないのでテーマが壊滅しているこのブログですが、最もアクセスが多いのがUNIQLO関係、特にデニムの記事です。
この記事では元デニム好きとして、外道と蔑んでいたPU混デニムであるUniqloのデニムが非常に優れていたことを紹介しています。そしてデニムに凝るのは学生時代で終わったはずなのに、記事の結びはこんな一文です。
次のデニムは何を買おう笑
そして選ばれたのは United Arrows B&Yでした。
小矢部のアウトレットで定価のほぼ1/3、4000円で投げ売られているのを救出してきました。

ご存知だと思いますが、B&Yはセレクトショップ御三家のUnited Arrowsの主力ショップブランドの一つで、綺麗目カジュアルを値頃感の強い価格で販売する(イメージ)のブランドです。
綺麗目を標榜するだけあって、このデニムも非常にシンプルな作りの5ポケットになっています。そしてUNIQLOと違い綿100%であり、購入時にしっかりと糊付けされたままの生デニムです。PUレスなので試着で膝を曲げただけで膝がワラっている(浮いている)ことが写真からも見て取れます。

もう一つの違いはジップでは無く、ボタンフライ仕様であること。この仕様のデニムを履くのは数年ぶりなのでトイレで粗相しないように気をつけないと笑
それはさておき、大きく縮むデニム生地ではファスナーがズレて閉められなくなることがあります。そのため採用されることが多いこの仕様。逆説的にこの生地が大きく縮む可能性を示しています。

一方でバックポケット周りの作りはほとんど同じです。パッチレスでポケットにデザインステッチも無い。私にデニムの面白さを教えてくれたA.P.C.を彷彿とさせられる(明らかに意識してる?)、これ以上シンプルにできない最小構成な作りです。

そして当然ではありますが、赤耳のセルビッジデニムです。PU混で無いため一概に言えませんが、Uniqloよりは少し生地が重く(厚く)感じます。さらに当然ストレッチも無いため、履いた状態ではハーフスクワットの姿勢が限界です。

今回購入したのは、裾に向かって細くなるテーパーが若干あるパターンの”Drop”だったのですが、腰回りは同じ29inchのUniqloデニムと平置きでは差がありません。ただ、繰り返しになりますがPUレスなのできついし動きにくい…

全体で比べてもほとんどサイズの差は無いので、Uniqloから乗り換える方は迷わず同サイズで問題ないと思います。
ただ、PUレスということで製織した生地を加工する工程で加えられる熱が少ないと推察されます。つまり、生地はUniqloより大きく縮むことでしょう。
しっかりと履き込んでから洗濯しないと履けないデニムになってしまう可能性が高いです笑
これからの酷暑の季節、デニムを履き込むのは非常に難しいですのでしばらくこのデニムにタンスの肥やしになってもらって秋から大切に履き込んでいきたいと思います。
コメント