【そうだ京都、行こう】35mm単焦点で伏見稲荷を散歩した話

LEISURE

奥様が京都でパン教室に通っている時間、不意に時間ができたので35mmの単焦点片手に伏見稲荷へ足を運びました。

冷静に考えてみると単身赴任先は金沢にほど近く、自宅は京都に近い。
観光スナップには非常に恵まれた環境です笑
京都も観光地を梯子することはほとんどなく、1箇所見たら帰るくらいの気持ちで回れます。
今回は千本鳥居で有名な伏見稲荷をふらっと散策。
伏見稲荷は京都屈指の観光地ですが、その全容はかなり奥深くなっています。
参道を歩くとすぐに楼門が迎えてくれ、本殿や千本鳥居を抜けて奥の院まで10分程度です。

多くの人はこの辺りで引き返すと思うのですが伏見稲荷はそのさらに奥、稲荷山を信仰の対象としているためこの先にも様々な見所があります。
千本鳥居を越えて15分くらい歩いたところには新池と呼ばれる池があり、熊鷹社と呼ばれる拝所があります。
この辺りに来ると徐々に観光客も減ってきて、トレッキングシューズを履いた準備万端なおじいちゃん達がメインになってきます。
とても、静かで大好きな場所。

さらにそこから15分ほど登ると稲荷山頂をぐるりと一周するトレイルの発着地、四つ辻に出ます。
ここでは森が開けていて、京都の街並みが一望できる絶景。

ここから先、正直なところ観光地的な「見所」はありません。
山頂の周りをぐるっと回る山道には鳥居こそあれ密度は少ないですし、険しさは相変わらずです…
ただし、静かなトレイルの中をのんびり散歩するにはとても魅力的。
しかも、道すがら稲荷を感じさせるモチーフがたくさんあります。

ここから山頂周りを一周して下山すると入山してからトータルで2時間ほど時間が必要になります。
山頂周りは人もまばらで不安になるかも…
下山途中徐々に観光客が増えてきてホッとすることも良くあります笑
稲荷山を回るときにはしっかりと動きやすい服装で、行動食や水分を持った上で入山してください。
たまに着物を着た外国人の方が迷い込まれて困っていることがあります。
着物を着ていくには奥の院くらいまでが限界かと…

非常に人気で有名な観光地ですが、ほんの少し奥へ足を伸ばすと未知の世界が広がっていると思います。
京都観光の半日を伏見稲荷につぎ込むのもなかなか度胸が必要だと思いますが、脚力に自信がある方やトレイルが好きな方は是非堪能してみてください。

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