【富山撮影紀】称名滝で紅葉を満喫した話

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初秋に立山黒部アルペンルートを訪れた際には立ち寄ることができなかった称名滝。10月最終週に不意に時間ができたため、満を持して紅葉狩りに行ってきました。

アクセス

立山ICから県道6号(富山立山公園道)をひた走ると立山駅に到着します。弥陀ヶ原や室堂に向かうためには、ここからケーブルカー等を乗り継ぐ必要があります(下画像青矢印)。しかし、称名滝へ向かう場合は赤矢印の道を更に進み、矢印先端にある駐車場から徒歩で進むことで自家用車でアクセスすることができます。

この日、駐車場に着いたのは14時過ぎ。平日ということもあり、駐車場は8割程度の埋まり具合でスムーズに駐車できました。きっとこの時期の休日はとても混雑していることでしょう…車の中で持っていく機材を整理して、大好きなVario Sonnar T*24-70mm F2.8 ZAArt85mm f1.4 DG DNとの組み合わせをカメラバックに入れて登り出します。

Vario-Sonnar T* 24-70mm F2.8 ZA編

称名滝までは遊歩道が整備されていて、歩く距離さえ気にならなければどんな靴でも対応できそうです。

70mm, f2.8, 1/320, ISO100

遊歩道はずっと登りで、マスクが息苦しいことこの上ない…それでも周囲の鮮やかな紅葉でテンションが爆上がりです。

35mm, f8.0, 1/60, ISO640

遊歩道を登ると徐々に大きく滝が見えてきます。まず初めに見えたのがハンノキ滝。この滝は立山に雪や雨が降って水量が増えたときに、称名滝とは別に現れる滝です。その落差はなんと500mで日本最大。ただし、常時ある滝ではないため日本一には認定されないそうです…

そして久々にズームレンズを使ったため、ズームが便利すぎてやばい。24mm〜70mmまで一つのレンズで使えるってやばくない?語彙が貧弱になる…

28mm, f9.0, 1/5, ISO100

滝壺に辿り着くと初めて称名滝が姿を表します。圧倒的存在感…
ここでPLフィルターとND4を重ね付けして、紅葉の反射を取り除きながらスローシャッターで滝の水を流れるように描写しました。
濡れた岩壁の色がPLフィルターの調整で変わってとても面白い。

24mm, f9.0, 1/60, ISO250

展望台を登るとまた違った角度から称名滝とハンノキ滝を見ることができます。地元のカメラマンと話したのですが、この滝は西向きなので午前中は影になってしまって非常に撮影しにくいとのこと。この日のように曇りの午後が1番光が回って紅葉が映えるタイミングらしいです。
ただ、強い光が差し込むと滝の飛沫に虹が現れるのでそれを狙うのも面白そう。

Sigma Art 85mm f1.4 DG DN編

Art85mmf14DGDN
「Art85mmf14DGDN」の記事一覧です。
85mm, f4.0, 1/60, ISO200

帰り道は85mmにレンズを付け替えてそれぞれの滝の好きな場所を探しながら手持ちで撮影。称名滝はこの最後の1段につながる前の部分がいい感じ。のっぺりとした右側の岩壁と細かくひび割れた左側の岩壁の対比が面白い。

85mm,f2.2, 1/100, ISO100

ハンノキ滝は真っ直ぐに流れ落ちていく形が好きかなぁ…この写真はいい感じに構図を作れたと思う。そしてやっぱり85mmの切り取る感覚がとても楽しい。

85mm, f1.4, 1/200, ISO100

そしてここまで少なめだったけれど滝はやっぱり縦構図が映える。手前の建物と比較すると落差500mの巨大さが少しは伝わるかな?

最後に

前回行けなかったからと軽い気持ちで足を伸ばした称名滝。季節も相まってこの一年間で訪れた中でも屈指の景色に出会うことができました。

おそらく富山での生活は残りわずか。残りの期間でこの絶景に恵まれた富山を満喫したいと思います。

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