自宅で使用するデバイスをiPadとiPhoneのみとして、PCレスの生活を開始してほぼ1年が立ちました。不便を感じることも徐々に減って、ブログの更新や写真の現像を含めてこのシステムの方が良いじゃないかと思うことが増えています。
しかし、そんな生活でも1点どうしようもない問題があります。それがストレージです。特に写真を趣味としているとこのストレージ問題はバカにできません。私が愛用しているα7Ⅲの圧縮rawファイルは1枚約25MBですので40枚で1GB、一瞬でiPadの256GBの内蔵ストレージを食いつぶしてしまいます。
Google PhotoやAmazon Photo、Lightroomのクラウドサービスなどオンラインストレージを駆使してやりくりしていましたが、どうしても回線の速度がストレスにつながります。
そこで、これらの問題を解決するためにBUFFALOのモバイルSSD(PGM960U3-B/N)を導入しました。

960GBのモデルを購入し、価格は¥12,428(Amazon購入時)でした。コンパクトと歌うだけあり、サイズはほぼ名刺サイズで非常に小型。重量も非常に軽く、内蔵のケーブルで持ち上がってしまうくらい。
ちなみに内蔵ケーブルはUSB-C to USB-Cで、C→A変換アダプタが付属します。

しかし早速問題が発生しました…このケーブルを使ってiPadProと接続し、使おうとすると全く読み込みまない。Filesアプリはもちろん、Lightroom上でもSSDを認識しないと言う想定外の事態が発生しました。原因はおそらく初期のファイルシステムがNTFS等のWindows用のフォーマットになっており、iPadOSでは読み込めなかった模様。USBフラッシュメモリではフォーマット違いで読み込まない事態は発生したことがなかったので焦りました。Windows PCを持っていないので、会社のPCでWindowsとMacに互換性を持つexFATでフォーマットし直すことで問題なく使用できました。
データの保管方法ですが私は出来る限りrawで残したい派なので、LightroomからrawのままSSDへ保存しています。保存方法は非常に簡単で、まずは①の書き出し形式を選択します。

設定項目はシンプルで、「元画像」とすればRawのまま保存することができます。余談ですが、ここをjpegにすればサイズや画質などを変更できますし、透かしで署名なども入れることができます。

あとは②のファイルへ書き出しを選択して、下のスクリーンショットのように表示されれるSSDを選択すれば保存することができます。今回の操作は写真1枚ずつの場合ですが、複数枚を選択して「共有」をタップすればアルバムごとや全画像一括などで操作することもできます。

ちなみに転送速度は測定していないので定量的に評価はできないですが、私は全く不満無しです。不満があるとすれば、筐体の裏にでかでかと張り付けられたこのシール…せっかくのシンプルなデザインが台無しです笑

実際問題シールは剥がせますし、実際に使用してみてこのコンパクトさは思った以上に快適です。旅行にも気軽に持ち出して写真のバックアップが取れるので、撮りためた写真を一気に整理しなければならないシチュエーションが激減しそうです。
また、ストレージサイズはデバイスの価格にかなり影響しますので、あえて内蔵ストレージの小さいモデルを選択肢てこう言った外付けストレージを活用すると言うのも一つの手かもしれません。

あとはコロナが収束して、ここに溜め込む写真をたくさん撮れることを願うのみです!
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