2泊の旅行だと丸一日観光に当てられるのは中日の2日目だけ。
必然的に予定もりもりになってしまいがちです…
そんなこともあり、記事も2つに分けて公開したいと思います。
炸醤麺にノックアウトされた初日の記事は下のリンクから飛べますのでよければ読んでください!
午前中(228和平公園→中正紀念堂→杭州小籠包)
ホテルでバイキング形式の朝食をとった後は、中生紀念堂での衛兵交替式と小籠包を目指して朝散歩に出かけました。

バイキング形式あるあるで完全に食べすぎました…笑
味噌汁がとても甘くて八角の味がしたり、粥にトッピングした謎の葉っぱが異常に辛かったり、ただ朝ごはん食べるだけで楽しめるのが海外旅行のいい所。
散歩コースは下の写真のようなルートで、10時の衛兵交替式を見つつ11時オープンの杭州小籠包に滑り込む作戦。

二二八和平公園
お恥ずかしながら台湾を訪れるまで台湾の歴史的背景については全く知識がありませんでした。辛うじて毛沢東と蒋介石の関係性が分かるくらい…
今回足を運んだ二二八和平公園は日本の第二次大戦敗戦後に台湾の統治実権を握った蒋介石率いる中国国民党政権による白色テロの引き金となった事件である二二八事件の犠牲者を追悼するために台北新公園から改名された公園だそうです。
正直、この記事を書くための下調べをするまでこのような経緯も知らず、公園で無邪気にはしゃいでいました。
極東情勢が不安定な中、平和に過ごせていることに感謝です。
閑話休題
この公園は非常に開けた公園で、園内は太極拳をしたり、日本には馴染みのない健康器具で体を鍛えたりする人で溢れています。
また、園内には日本国内では獣害問題で外来生物指定されているタイワンリスが大量にいました。
あんまり可愛くない…笑

そんなこんなで大はしゃぎしていたら中正紀念堂の衛兵交替式まで残り時間が少なくなり、大急ぎで中正紀念堂へ移動します。
中生紀念堂
一足遅かった…
10時からの衛兵交替式、ほぼ時間ぴったりに着いたところ目の前はこんな感じでした。
比較的背の高い私はなんとなく衛兵が銃剣を回したり行進している様子がわかるのですが、そうでない女性陣は背中しか見えなかったでしょう…

それでも気を取り直して、正門へ向かうと迫力満点の正門がこちらを向いています。
正直、時間カツカツだったのであまり写真撮れず。
この日は正門から中正紀念堂までの間でデコレーションされた宣伝(?)車両の展示会も催されていました。

さらに紀念堂のなかは資料館となっていて、蒋介石の遺品や中国国民党の歴史についての展示があります。
もっと勉強してから見るべきだったと猛烈に後悔しています。

そろそろ朝食のバイキングも消化されてきたので、最終目的地でもある杭州小籠包に向かいます。
杭州小籠包
この日のオープン時間は11時、衛兵交替式の反省を生かして10時45分頃に到着したのですが、すでに長蛇の列。

それでも店内は広々としていて、60人くらいは入れそう。
なので、なんとか開店と同時に店内に案内されて、早速メニューを頂きます。

飲み物や小籠包のタレ・生姜などは店舗中央のスペースにあるので、必要な人は各自で取りに行く必要があります。
早速ビールを取ってきて、メニューと睨めっこを開始。
こちらお店もオーダー表があるので記入して店員さんへ渡すだけの簡単方式。

まず運ばれてきたのは小籠包達。
手前から、小籠湯包×2・角瓜蝦仁湯包(ヘチマとエビ入り小籠包)・「蟹黄湯包」(カニ味噌小籠包)。
蟹アレルギーなので、蟹黄湯包は食べられず…
全体的に肉汁ジュワ…というよりはしっかりとタネに味が染み込んでいて、食べ応え抜群。
それでいて脂身を少なく、さっぱりしているのでビールが進むことこの上ない。

次に配膳されたのは酸辣湯。
日本でも最近は知名度アップしていますよね。
こちらもさっぱりと優しい味。鴨の血が入っているらしいのですが、私には分かりませんでした。
それよりも胡椒と上に散らされたパクチーのパンチ力が抜群。
口の中をリセットしてくれます。

次はこれ!三鮮鍋貼!
と言っても分からないですよね。私も分かりませんでした。
これで焼餃子を指すみたいです。皮がかなり厚くて食べ応え満点。
初めに口に入れたときは強烈なニンニクに2日連続ノックアウト寸前。ですが二口目ではニンニクをほとんど感じない…
このカラクリはタレにあって、タレに強烈なニンニクが含まれています。
ニンニク苦手な人は少しだけにしておくのがオススメです。ただ、ニンニク好きにはたまらない。このタレ、真似して作れないかな…

続いてはこちら大餅捲牛肉。
焼餃子と対照的に薄めの皮、サクサクのきゅうり。
そして味わい深い牛肉と少し甘めの味噌がこれまた絶品…

そして最後のデザートは豆沙鍋餅を選択。
いわゆる胡麻団子で、何を隠そう大好物なんです。
某中華料理チェーン店(浜○綿)に行くと必ず頼んでいます。
胡麻団子の何が好きかって、サクサクもちもちの団子部分、そしてゴマの香ばしさ、餡子のほのかな甘味…
そんなことを期待して待っていると、ゴマの香りと一緒に出てきたのがこちら。

これがめちゃくちゃ美味しかったです。
このお店の個人的MVP。
揚げではなく焼きで調理してあると思うのですが、カリカリの部分よりもちもちの部分が多く、一口噛むごとにゴマの香りと餡子の旨味が口の中で広がります。
シェアせず独占したかった…笑
これだけ食べまくっても6人で1580TWD(5800円くらい)、めっちゃリーズナブルにランチを楽しめました。
帰りに外を見てみるとまたしても長蛇の列…
一応お持ち帰りもできるそうです。

満たされたお腹を引きずりながら、来た道を辿ってホテルに戻りました。
午後からは九份・十份の王道ツアー。
少し長くなってしまったので、こちらは後編に続く!
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