丸々2ヶ月ブログを放置してしまいました。
これは、最長放置記録なのではないでしょうか?
理由は明白、年末年始で富山から大阪へ異動をして、環境の変化からなかなかブログを触る時間が作れませんでした。
そんな中でも写欲が減ることはなく、奥様をそそのかして新発売のTamron17-70 F/2.8 Di Ⅲ-A VC RXD (B070)を購入してもらいました笑

スペック
このレンズ、かなり驚きのスペックなのでスペックシートを簡単にまとめてみます。
ズームレンズに求めるものは人それぞれですが、ズームレンジが広い・明るい・寄れる・コンパクトが要件になっている人は多いのでは無いでしょうか?
このレンズはコンパクト以外の3つをかなり高いレベルで達成している、凄いレンズです。
確かにaps-c用レンズとしては少し大振りですが、手ブレ補正を備えていると考えると十分コンパクト。
焦点距離 | 17-70mm(35mm換算:25.5-105mm) |
開放F値 | f=2.8 |
マウント | αEマウント(apps-c専用) |
絞り枚数 | 9枚 |
手ブレ補正 | あり |
最短撮影距離 | 0.19m(広角端)/0.39(望遠端) |
フィルターサイズ | 67mm |
サイズ | 74.6×119.3mm |
重量 | 525g |

ウェディングフォト編
以前富山で前撮りをさせてくれた友人の結婚式に持ち出して早速使ってみました。
aps-cセンサーでf2.8ということなので、ボケ量としてはフルサイズのf4相当ですが、センサーに入る光の量は稼げるのでSSを速くできるので、ウェディングには非常に便利です。

新郎新婦から少し離れた席から、ほぼ望遠端で撮影。
前ボケに花を、後ろボケに式場のビーズ装飾を入れることを意識して撮影。
チュールレース越しでも瞳AFは迷うことなく花嫁の目元にピントを移動させてくれます。
ボケも絶品です。と言いたいのですが、様々なところで言われているように年輪ボケが気になるシチュエーションは確かにあります。

1枚目と同じシーンで画角違いの写真ですが、右下の花のボケの年輪ボケはかなりキツく気になりました。
このように、玉ボケが独立して写り込むシチュエーションでは注意が必要かもしれません。

多少距離があってもスッとズームリングを回すだけで被写体を切り取れてしまう感覚が楽しく、ついついテレ端ばかり使ってしまいます。

立ち位置を自由に動くことができないケーキカットのシーンは同じ場所から違うカットが撮れるので特に便利。
年輪ボケ以外は気になる欠点もなくなんでもそつなく写してくれます。

披露宴も座ったままなので、ズーミングの便利さを感じる瞬間。
幕が上がった瞬間にすぐにAFが瞳を見つけてくれるので、撮り逃しはありません。
ここまでこのレンズを褒め続けていますが、流石にフルサイズ×単焦点と比較すると写りのレベルは一段落ちます。

1つ前の写真とほぼ同じシチュエーションをα7Ⅲ×SIGMA85mmf1.4DG DNで撮影したのがこちら。
うまく言えませんが、ハッとするような写りをするのはやはりフルサイズ×単焦点ですね。
ただ、便利さや軽快さはα6400×tamron17-70とは比ぶべくもありません。

物撮り編
奥様が普段使う用途は物撮り。
早速パンを焼いてライティングして物撮りしてみます。

蓬アンパンをアンダー目にかっこよくライティング。
左上に入ったハイライトからパンの質感が伝わるような魅力的な写り。
ほぼハーフマクロとして使えるので、物撮りに非常に便利。
お散歩編

カメラ片手に人生初めて万博記念公園へお散歩フォト。
初めて太陽の塔をまじまじとみたけれど、こんな不機嫌な顔をしてたのか…
ここからの作例は全てphoto by妻です。
ちなみに、85mmを着けてきた私はどんなに下がっても太陽の塔の全容をフレームに収めることはできませんでした笑

梅も蕾はパンパンで、ちらほらと開花してきています。
あと1ヶ月後が楽しみ。
ボケが騒がしくなるシチュエーションですが、こういうシーンでのボケはとろけるようで本当に綺麗。
流石に換算105mmではメジロは撮れないですよね…

竹林で光芒テスト。
絞り枚数が9枚なのでド派手では無いですが、自然な光芒。
きつい逆光でパープルフリンジが出やすいシチュエーションですが、ほとんどないですね。
まとめ

奥様のα6400用レンズですが、aps-cにベストマッチなズームレンズでした。
割と早めのシャッタースピードで撮影していたので手ブレ補正の恩恵にあずかることは無かったですが、この広いズームレンジと明るい開放f値だけでマストバイでは無いでしょうか?
正直、フルサイズ用の標準ズームの購入を検討していたのですが、これでいいかな?笑
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