Covid-19の影響で飛行機に乗って遠出というのが難しいご時世です。
そんな中、関西から車で簡単に行くことができる鳥取県が非常に魅力的で、サクッと訪れてきました。
鳥取県の魅力は何といっても1県で北海道・中国・フランスそして砂漠(砂丘ですが…)まで堪能できるところでしょう。
今回の旅行では単焦点3本縛りで写真を撮りながら、初めての山陰地方を撮り歩いてきました。



回転すし北海道

回転すし北海道は鳥取県内6店舗を有する、ローカル回転すしチェーン店。
鳥取なのになぜ北海道…という至極当然のツッコミはさておき、ローカル回転すし好きとしては足を運ばざるを得ません。

ここでのMVPは炙りの鰆。
読んで字のごとく、春の魚かと思いきや関東では寒鰆がメジャーなのだとか。
まだ寒い時期ということもあり、油が載っていましたがさっぱりとした口当たりで非常においしかったです。

影のMVPは厚焼き玉子。
ほのかに甘い出汁風味の卵の中に切れ込みが入り、中にシャリが収まっていました。
食べ応え抜群。
今回訪れたのは河北店でしたが、県下6店舗なので、鳥取に行った際はぜひ北海道にも足を延ばしてみてください。

燕趙園
北海道でお寿司に舌鼓を打った後は中国に向かいます笑
回転すし北海道河北店から車で10分ほど、東郷湖の南側に位置する中国庭園が燕趙園です。

道の駅に併設された本格的な中華庭園で、雑技団などのイベントも盛り沢山です。
入園料500円ですが、1時間30分くらいファインダーを覗きながら園内楽しめました。
季節柄、柳などが落葉していたため写真を撮るのが難しかったですが新緑の季節は面白そう。
懐かしい月9ドラマ“西遊記”のロケ地でもあったそうです。

日本国内とは思えない中国感。
コスプレ撮影などもできるそうなので、本気でポートレート撮ったら楽しそう。
ただ、この日はポートレート撮るには難しいほどの爆風でした…

ここではFE20mm f1.8を使い全部28景、全て写真に収めたのですがほぼボツです。
広角単焦点はやっぱり難しい…
Cafe ippo
中国で写真を撮りまくり、次は東郷湖の正反対にあるハワイにお茶しに向かいます。
この間わずか5分ほど、あっという間に中国からハワイに移動できます。

訪れたのはハワイ温泉にある、Cafe ippoさん。
特に下調べをしていた訳ではないのですが、大当たりのカフェでした。

クレープ“ミエル”をオーダー。
もちもちのクレープ生地の上にバニラアイスとバター、はちみつ、そしてレモンが添えられています。
クレープ生地はそこまで甘味が強くなく、レモンを搾っていただくと爽やかさな風味でした。
とてもおいしい。

店内でこの日は食事させて頂きましたが、東郷湖に臨むテラス席も非常にいい雰囲気でした。
暖かくなったら是非この席でのんびり過ごしたい。

仁風閣
鳥取市内に向かい、城跡にそびえるフレンチルネサンスの洋館が仁風閣です。

ここ、るろうに剣心のロケ地になった明治の名建築なんです。
(正面はうまく写真が撮れず、これは背面の写真です)
白亜が非常に印象的で、日本的な松の庭と洋館がいい意味でコントラストをなしていました。

内装も非常に素敵。支柱がなく壁に打ち込まれた厚板のみで構成される螺旋階段は階段好きには堪らない造形美です。
また、ここの2階は非常に光の周りが良く、ポートレート撮影にはもってこいです。
窓が多い、壁も天井も床すら白いという神ロケーション。
ここだけ85mmに付け替えて奥様を被写体にシャッターを切りまくりました。
鳥取砂丘(夕景)
仁風閣でかなり陽が傾いてきたので、慌ててこの旅行のメイン鳥取砂丘へ向かいます。
鳥取といえばここは外せない。

先週に雪が降ったこともあり、波紋はあまり派手には出ませんでした。
それでも、まるで日本ではないような光景が広がります。
この日はほとんど20mmで撮影したのですが、間違いなく鳥取砂丘が1番ハマった場所です。

なんでもない小枝すら被写体になる。
雲一つなさすぎて、空にインパクトが少なかったけれど足元にはいくらでも被写体があります。
Molt Buono 丸山店
慣れない砂漠ウォークで消耗したので、腹ごしらえに国道沿いのイタリアンへ。

鳥取のローカルチェーン店で生パスタ専門のMolto Buono ciao 丸山店に何気なく入ったのですが、ここが大当たり。

チーズたっぷりのきのこのボロネーゼ、もっちもちで絶品でした。
ただ、あまりゆっくりとすることもなく、そそくさとこの日最後の目的地に向かいます。
鳥取砂丘夜景
満たされたお腹とコンビニで購入したホットコーヒーを片手に砂丘に舞い戻ります。
夜の砂丘は誰もおらず、風も凪いで日本どころか宇宙のような雰囲気。
夕方にあたりをつけたポイントに三脚を立てて、比較明合成用に撮影を開始。

馬の背を前景に、北極星でぐるぐる回してみました。
少し悔しいのが、手前のオアシスを入れる構図も試せれば…と。
中々機会はないかもしれませんが、次があるならその構図も撮ってみたいです。
非日常感あふれる風景が撮影できる夜の鳥取砂丘は結構おすすめです。
初日はこんな感じで歩き通しでクタクタになりながらホテルに入り、備え付けのマッサージチェアに感動しながら爆睡。
翌日編はもうしばらくお待ちください。
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